ミネラルは体に必要な栄養素です。
でもミネラル成分の全てが人の身体に良いのかというとそうではなく実は、体に不要なミネラルもあるんです。
今回は有害ミネラルのお話です。
有害ミネラルって何?
ミネラルは100種類以上もの種類があります。
しかし、100種類以上ものミネラルの全てが体に良いミネラルというわけではなく、中には身体に不要どころか人に悪影響を与えるミネラルもあります。
それが、有害ミネラルと言われているミネラルです。
有害ミネラルの代表としては
- アルミニウム
- ヒ素
- 水銀
- 鉛
- カドミウム
などがあります。
そして、その有害ミネラルは人が生きて生活しているとどうしても体の中に入り込んでしまうんです。
どうして有害ミネラルが人の身体の中に入るの?
現代は大気も土も海も環境汚染によって有害ミネラルを含む化学物質にまみれて汚れています。
有害ミネラルが土や海水に含まれているので、そこで育つ野菜や魚や肉などの食品にも有害ミネラルが蓄積され、それを食べる人の身体にも少しづづ有害ミネラルが入っていきます。
有害ミネラルが体に入るとどうなる?
有害ミネラルは、人が生活していると嫌でも体に入ってしまう悪いミネラルです。
少しくらいの有害ミネラルが体に入ってしまったからといって体がどうかなるという訳ではないですが、この有害ミネラルが限度を超えた量が人の体に蓄積されると、いくら栄養をとっても吸収されない身体の状態になってしまいます。
いくら、食事の栄養やサプリメントなどで栄養を補給しても
身体に蓄積された有害ミネラルが邪魔をして栄養を取り入れられなくなってしまうという事ですね。
さらに有害ミネラルは、病気や老化の原因の活性酸素を増やしてしまうため老化が早まったり、免疫力低下を招きます。
そうなると、どうなるか?
重大な病気になるわけではないけれど、病院に行って検査するほどではないけれどなんか体が不調だな。といういわば「未病」の状態になりやすくなります。
- 疲れやすい
- イライラする
- 肩こり
- 冷え性
- 偏頭痛
- 集中力低下
- アレルギー
こんなちょっとした症状も、未病状態。
こんな症状が気になりだしたら、有害ミネラルが体内に蓄積されている可能性も考えられます。
有害ミネラルを防ぐ方法は?
はっきり言うと、現代から確実に全ての有害ミネラルを体の中に入れないようにすることは不可能です。
日頃、口にする、肉、野菜、魚、海藻全てに有害ミネラルが少なからず入っているからです。
悪者、悪者とどんなに有害ミネラルを叩いても内にも解決しないので有害ミネラルとは上手につきあっていくしかないんですね。
ただ、防げる有害ミネラルは防いでいきたい。。。
今すぐできるちょっとした心がけがあるとすれば、車の交通量が多い、空気が悪い、と思う場所ではマスクをして体の中に有害ミネラルが入らないように予防することくらいならできますね。
有害ミネラルのデトックス(排出)方法は?
生きている限り、有害ミネラルはどうしても体の中に入り込みます。
有害ミネラルを体に入れない生活をするという事は、ハッキリ言うと不可能です。
では、どうしても避ける事の出来ない有害ミネラルはどうやって体の中から排出すればいいのか?
基本的に、人間には体に不要なものや有害なものは排出するという機能が備わっています。
だから、普通に健康的に生活していれば、限度を超えて有害ミネラルが体の中に蓄積するという事はありません。
【有害ミネラルの排出方法】
- 腸内環境を整える。
- 栄養をバランスよく補給する。
- ミネラル分をバランスよく補給する。
- 適度な運動
- 入浴の時間はゆっくりと
- 水分補給をマメにする
変に有害ミネラルを恐れるよりも、今いかに健康に過ごすかを考えるほうが先という事ですね。
有害ミネラルには、必須ミネラルで対抗しよう
日頃、100種類以上あるミネラルの中でも、体に必要な必須ミネラルをバランスよく補給することによって、有害ミネラルが体に入り込んでも、すぐに排出できるような体にしてくれます。
ミネラル分も偏ったミネラルではなく、バランスよく良いミネラル補給をしましょう。
参照→ドテラのミネラルとは何/ミネラルの大切さとドテラミネラルの秘密
レモンで有害ミネラルを排出しよう
柑橘系、特にレモンには、体に有害な成分や不要な成分を早く外に排出してくれるデトックス効果があります。
日々、水分補給と同時にレモンウォーターなどでレモンの効果を取り入れると、有害ミネラルが溜まらない若々しい生活ができますよ。
参照→ドテラのレモンのデトックス効果は本当?レモンがデトックスに良い訳
最後に
有害ミネラルは、人が生活していく中で切っても切れないもの。
身体に入ってもデトックスして、上手に付き合っていきましょう。